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映画「死刑にいたる病」の感想:阿部サダヲの怪演がすごい!

映画紹介

この映画「死刑にいたる病」は、死刑判決を受けたシリアルキラー(連続殺人犯)である榛村(はいむら/阿部サダヲ)の冷酷な犯罪の手口と、被害者や彼の関係者たちを巧みに配置して、真実を追求する狂言回しとなる大学生・筧井(岡田健史)の心の葛藤を中心に展開するザラザラ感があるスリリングな作品です。

榛村は誰からも親しまれるパン屋のオーナーです。彼は気立てが良い高校生たちに接近し、彼らとの信頼関係を築いた後に冷酷な方法で犯罪に手を染めていました。榛村の店の常連である筧井は、彼からの「最後の事件は自分の仕業ではない。真犯人を捜してほしい」との手紙を受け取り、犯人探しにのめり込んでいきます・・・・・

筧井の母と榛村の関係、榛村の影響で人間性が変わっていく筧井、筧井自身の隠された暴力的な一面などを織り込んで、ストーリーはテンポ良く進行します。

異常性の根源や背景はほとんど触れていませんが、映画は榛村と筧井との心理的なせめぎ合いに引き込まれて画面から目が離せませんでした。特に、阿部サダヲの怪演、特に「目の演技」が本当にすごかった!

だからなのか、座って観てただけなのにすごく疲れました・・・・

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