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映画「オートクチュール」の感想:目に見える美と、見えない心の美と繊細さに感動!

映画紹介

 

映画「オートクチュール」を見ました。クリスチャン・ディオールのアトリエ責任者として働く引退間近のお針子エステルと、アラブ系移民2世のジャドの物語。何とも心を揺さぶられる作品で、是非紹介したくなりました。

エステルがある日、地下鉄でジャドらにカバンを引ったくられます。ジャドがカバンの中からエステルの身分証明書を見つけて返しに行きます。当然エステルは怒りますが、怒りながらもジャドの繊細な指を見て、アトリエに来ないかと誘います。

職人肌の技術者と才能ある若者のぶつかり合いは全然新鮮さのない話ですが、丁寧に描かれる手仕事や、階級や世代を超えて絆を深めていくエステルやジャドの描かれ方が実に素晴らしいです。一見ただのお仕事映画かと思うけど実はもっと深い部分を描いているんですね。

また、映画の登場人物はいい人ばかりで現実離れしていると思うかもしれません。もっとリアルな描写や、ひとひねりした展開が欲しいと思うかもしれない。でも、それを補うように、映画はパリ郊外の団地や移民家庭の生活を描いていて、それがとても興味深かったです。

スタッフがヒロインの手に針を刺して意地悪をするシーンなど、お約束の古典的な描写も高級メゾンの裏側を描くドラマを盛り上げていますし、ファッションの華やかさを支える裏方たちの熟練した技術と強い気概、そして美への追求心が伝わってきて満足できた作品でした。

そして、この映画オートクチュールでは、多くの人々の支えがヒロインの才能を開花させていく様子が描かれていて、これからの世代に向けたメッセージも含まれてることが感動的でした。

 

美への追求、才能の開花、そして人々との絆。

映画オートクチュールであなたも新しい世界に触れてみてください。

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